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ドイツの『アウトシュタット』。
VWファンならば一度は行ってみたい・・・と思う場所ではないでしょうか?
北ドイツに位置する ウォルフスブルグ(Wolfsburg)、ここはハノーバーよりICE(InterCityExpress;日本でいう新幹線)で32分(時刻検索はこちら)の所に位置するVW本社がある、いわゆるVWの街です。駅前がすぐVW工場となっており、巨大な煙突を目にすることが出来ます。
昔のワーゲン(TypeT)のエンブレムにこのウォルフスブルグの市章がデザインされていたのは有名な話ですね。
この地に突然、2000年6月 ハノーバ万博の関連プロジェクトとしてVW社が一大テーマパークを完成させました。
それが『アウトシュタット』です。
ドイツ語でアウトは”車”、シュタットは”街”と言う意味ですので、テーマパークというより、オートシティーと呼んだほうが近いかもしれませんね。
このアウトシュタット、約25ヘクタールともいわれる広大な敷地に、シンボルマークとも言える直径28m、高さ50mの2つのガラスタワーがあります。
このガラスタワーにはなんと800台(1つのガラスタワーで400台)もの車が展示(*1)されており、ガラス越しに見るVWsはまさに圧巻の一言のようです。
また、入口にあるコンツェルンフォーラムでは、ガラス張りの床に埋め込まれた数々の地球儀に、地球の砂漠化や各国の車の生産数、現在世界にある原発の場所、飛行機事故発生現場などが記されており、単なるエンターテイメントとして楽しむだけでなく企業としてのフィロソフィー、そして「地球環境と平和」もテーマにされている事が伺えます。

このあたりの戦略というか、PRはさすがVWと思ってしまいます。
他にも車博物館はもちろん、アウディ館をはじめ、あのスーパーカーのランボルギニー館、リッツカールトン・ホテルなどの施設も併設されています。(ランボルギーニ社がVG(正確にはAudi)傘下である事はご存知ですよね)
アウトシュタットの来場者は一日平均5000-6000人と言われており、のべ700万人超がこの地を訪れているそうです。ここには納車するユーザを始め、エンターテイメント目的のファミリー、車関係者、建築関係のビジネスマン、工場見学者などで賑わっています。
このオートシティー に入るには若干の入園料が必要になりますが、1日思いっきり遊び、学んで、更に敷地内の食堂も日本のテーマパークとは異なり低価格かつボリューム満点のようですので入園して後悔する事は皆無でしょう。
さらに、もう1箇所お勧めしたいのがVW
Auto Museum (VW博物館)です。
アウトシュタットからタクシーで約10分程の所にあります。VWの歴史を感じとるには絶好の場所と言えるでしょう。
このVWAutoMuseum、空冷VWsに乗っている方にとっては、VWの出生証明書を発行してくれる所として広く知られています。
アウトシュタットを訪れた際には、是非ココにも足を運んで見ましょう!

もし時間が許すのならば、ウォルフスブルグから少し距離がありますがフェートンを生産するドレスデンの通称『ガラスの工場』にも行ってみると良いでしょう。
(*1)
展示車両ではなく、これは注文されたVW車を受け取りにくる客、つまり納車前の一時保管場所として使用されており、この建物は一般者は入ることは出来ないようです。
そのため、わざわざ遠方からここで注文し、納車を済ませてアウトバーンを飛ばして帰るのだそうです。
(*2)
ハノーバは、その昔VW BUS(通称TypeU)専用の工場があった事でも有名で、現在でもVW
BUSの聖地として世界からファンがやって来るそうです。